第一回 ワークライフバランス・カフェ 「共働き夫婦のあり方」のまとめ その2 転勤編

第一回ワークライフバランス・カフェ「共働きの夫婦のあり方」(5/29実施)のサマリーを、3回に分けて報告しています。

「キャリア」 「転勤」「家事育児分担」の3つのサブテーマに分けて語り合っていただいたうちの、「転勤」に関するものを以下に選んでまとめました。

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<転勤が不安>

・夫が転勤になったら本人がやりたい仕事だったらいかせてあげたいな。夫自身は子煩悩な人なので自ら断るかも・・・
・うちの奥さんは家族離れたくないからって転勤のない職種を選んでいる。自分も気持ちは同じだけど、転勤の可能性はゼロじゃない。
・旦那さんが転勤&単身赴任しつつ、3人の子育てをしているWMがいる。「私にはとても無理だけれど、転勤になったらどうしよう…。」という恐怖はいつもある。
・数年後控える夫の海外留学が気がかり。母1人子3人生活はちょっと回せてる姿が想像できない。
・全国転勤必須の職場なので,育児休暇はできるだけ長く取り(6〜9年?)後は子供を連れて渡り歩く作戦。夫をどうしようと思いつつ,解決策が見つからない。
・子どもが大きくなると、日常の「手」は大丈夫だけど、精神的にキツイ時も。オトナと話したくなる!
・夫婦同じ組織。転勤•長距離通勤•単身赴任は避けて通れない。田舎なので三世代同居で乗り切ってる人が多い。タイミングによっては親世代の介護とバッティングの可能性も。

<転勤とキャリアアップ>

・転勤できないと、昇進できない会社って多いのでは?
・昔は地域社員という制度があったはずだけど今は無くなった気がする。転勤はしない人はしない。東京以外のポストが少ないのもあるが。でも、自分は転勤多い。それでも別に昇進コースという訳ではない。
・仕事柄出張が多いうちの部署。自分も妊娠する前は海外出張もいってた。子供を産みたいという人生設計を上司と話し合った結果、出張を極力控えるポジションでキャリアを積むことに。ほんとは外に出て現場の知識を吸収したいのだけど、どうしても産休育休の穴が駄目だった。
・海外に行ってみたいけど、子どもと離れたくはなし…
・お子さんの大学進学と一緒に、子連れで関西に昇進異動してきたWMもいた。
・雇用維持名目なら、辞令を断る=退職もしくは解雇となるケースもあり。
・遠隔地に転勤が決まり「子育てを優先したい」と断ったら解雇された男性がいる。
・転勤について社員と会社がそもそも議論できない。
・確か転勤が昇進の条件となることは法律で禁止されてるんだけど、うちの会社もOKと弁護士に確認をとっているといってた。

<良い方向へ向かうには>
・1.法知識(育休法、労働法) 2.問題や志向の共有。
・草の根でも語り合える場や繋がる場を先ず作ることでは?

<共感の多かったツイート>

(転勤について会社の立場が強すぎる風潮をどう変えていくかの解として)

☆多数派になること。つまり、どんな形であれ、働き続けることかな。働いている親が増えれば法律もマインドも変わっていくのでは。

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転勤の可能性がある人は、いつそれが自分の身に起きるか不安を抱えていることがよくわかりました。
それがとても断りにくいものである、ということも。。。家族がついていく苦労、単身赴任の苦労は並大抵のものではありませんが、会社はそれを本当に分かっているのでしょうか。

5/29のカフェオープン時間帯のツイートログはこちらをご覧ください。

http://paycle.net/wlb_cafe/wlb.html

#wlb_cafe の注目ツイートはこちらをご覧ください。カフェのオープン時間やテーマに関係なく収録されています。

http://rubese.sakura.ne.jp/twisoq/target.php?rtsort=1&tag=wlb_cafe