『迷走する両立支援』対談&著者と読者の交流会、無事終了しました

『迷走する両立支援』のイベントを昨日開催し、無事終了しました。

会場で参加してくださった方、Ust中継を見てくださった方、萩原久美子さん、山口正行さん、ライフネット生命保険株式会社の皆さん、どうもありがとうございました。

イベントの概要は以下の通りです。

「迷走する両立支援」対談&著者と読者の交流会
〜格差と少子化の国のワークライフバランスは、いま〜

対談者のプロフィール:
生活経済政策研究所主任研究員、ジャーナリスト   萩原 久美子さん
読売新聞記者を経て現職。UCバークレー労使関係研究所客員研究員(2000-2001年)、都留文科大学非常勤講師(2006-2009)。著書に『迷走する両立支援』(単著 太郎次郎社エディタス)『「育児休職」協約の成立――高度成長期と家族的責任』(単著 勁草書房)、『社会政策のなかのジェンダー』(共著 明石書店) Poor Women In Rich Countries(共著 Oxford University Press)など。

厚生労働大臣政務官秘書官              山口正行さん
前・厚生労働省職業家庭両立課課長補佐。1999年厚生省(現厚生労働省)入省。2008年7月から2010年8月まで、
育児・介護休業法の改正やイクメンプロジェクトの推進に携わる。2児の父。自身も2009年10月に一ヶ月間の育児休業を取得。

司会 育休後コンサルタント 山口理栄 (http://1995consultant.com)

内容: 
はじめに 13:00〜13:10
第1部 13:10〜13:40 「迷走する両立支援」が投げかけたもの/仕事と育児の両立支援の現在
第2部 13:40〜14:20 個人と社会、企業と政治−何が、この国の両立支援を阻んでいるのか
休憩  14:20〜14:30
第3部 14:30〜15:15  Q&A/一人ひとりの決意表明
おわりに15:15〜15:30
交流会 15:30〜     参加者同士の交流会
                
イベント公式サイト
http://socio-logic.jp/meiso/
企画・運営:ワークライフバランス・カフェ
http://d.hatena.ne.jp/WLB_cafe
協力:ライフネット生命保険株式会社
http://www.lifenet-seimei.co.jp/


萩原さんと山口正行さんは初対面でしたが、開始直前の打ち合わせのときから内容についてどんどん話始めてしまうくらい、関心のある分野が近く、問題意識もおなじくらい強い様子でした。

当日の開始直前までそれぞれのスタッフが持ち場であれこれ準備をし、うまくいくか不安な気持ちで始めたのですが、開始直後から萩原さんが快調にとばし始め、山口正行さんも、個人としての見解と前置きし、明快な口調で本音トークを繰り広げてくださいました。

事前のUSTREAMの勉強会で、ライブドアの方からUSTREAM中継で一番大切なのは音声だ、と教えていただきました。その音声を、皆さんにクリアに届けることができてほっとしました。画像も、特に問題なく最後までお届けできたようです。

会場では、2時間過ぎたころから子どもたちが限界に達してほえていましたが、それを上回る登壇者の熱気、参加者の集中力で、最後まで盛り上がることができました。

交流会では、迷走する両立支援を持った人たちが本にサインしてもらおうと萩原さんの前に並んだり、山口正行さんのところへ名刺交換に行った人が長いこと話し込んだり、参加者同士が意気投合して意見を交換したり、中身の濃い交流の様子が見られました。

録画を楽しみにしてくださっている方、なるべく早く公開いたしますので、楽しみにお待ちください。
→ 公開中です。http://socio-logic.jp/meiso4.php/

参加者のブログ

働く人々〜シブトクつよく明るくいきましょ : 「迷走する両立支援」イベント参加

深夜2時帰宅の男の育休日記 - 育休27日目 〜『迷走する両立支援』対談〜

ありがとうございます!

スタッフのブログ

「迷走する両立支援」イベントを終えて。肉声のインパクト。: 外資系IT企業につとめる男性社員の育休日記!