第四回ワークライフバランス・カフェ「親になってからの仕事とやりがい」のログまとめ

遅ればせながら、6月26日(土)に実施した第四回ワークライフバランス・カフェ「親になってからの仕事とやりがい」のログをまとめました。

この日は、次の二つの質問を前半、後半に分けて投げかけています。

◆子どもを持ったあと、仕事の中味ややりがいはどう変わった?
◆子どもを持って仕事を辞めたあと、再就職するってどんな感じ?

さっそく、どんな発言があったか見ていきましょう。

1.子どもを持ったあと、仕事の中味ややりがいはどう変わった?

仕事が変わった

  • 1人目のときは変わりました。営業バックヤード部隊からフロント営業へ。
  • 私は復帰後、職種転換しました。前の仕事の経験を活かせるとはいえ、新人のような状態で、かつ子供は病気するし、成果も出せず、モチベーション保てなくて大変でした。でも最近、ちょっと慣れてきました。
  • 正社員退職→フリーになりました。
  • 経理の仕事を主にしてましたが、復職後は庶務と総務の仕事が主になりました。
  • 出産後、仕事が変わりましたが、やはり子育てに合わせて、働き方を変えようという思いが強かったです。
  • 産休育休前は残業当たり前の部署だったので復帰後はクライアントを持たない事業統括系の別の部署に。
  • 育休復帰と同時に転勤(自己希望)したから、仕事内容はがらっと変わったし、ぶっちゃけ妊娠前より仕事多いですけど、自分の裁量や権限を行使できる部分が増えていますごく楽しいです。
  • 男育休1度目(次女出産時)の取得後、畑の違う、残業の少ない職場に異動になりました。仕事のやりがいという点では、ちょっとつらい部分もありましたが・・・

仕事が変わらなかった

  • 仕事内容→ほぼ変わらず。時短勤務なので仕事量としては加減してもらってるけど、そのかわり評価の対象になるコアの仕事には関われない。初の正社員復職者なので、自分も周りもバランスが掴めず手探りの毎日。
  • 今月復職したばかりですが、仕事の中身は変わらず量が増えた(不況で人が減った)ので、昼休みもトイレも行かず必死で仕事こなしてますが、それでも定時までに片付かず、周りにフォローしてもらっています。
  • 1回目復職後は出産前と変わらず、営業部署で部下を持ち数値責任を負っていました。上司に時間の制限について「負い目に感じることはない」と引き上げてもらい、昇進昇級、やりがいもありました。
  • 私は育児休暇前と同じ部署、同じ仕事に戻りました。
  • 私も、2回とも。恵まれてると思いました。
  • 2回育休を取っていますが、1人目の時は可能な限り早く仕事を元の量・質に戻さねばと焦ってました。自分の復職計画に軸足があり、娘(当時10ヶ月)に無理ばかりさせてました。


仕事が変わった人、変わらなかった人。そして、それぞれについて望んでそうなった人、望んでいなかった人。いろいろなパターンがありました。
続いて、「やりがい」について変化があったかどうか、見てみましょう。

やりがいを感じる

  • 復帰後、育休前より仕事のやり方とかやりがいとかを、考えることが多くなった気がします。やりがいを感じることが増えたからこそ、やりきれない部分があることに悔しさを感じます。
  • 私にとって仕事って、生活の糧でもあるけど、自分を成長させる道具でもある。時短になってチャレンジングな仕事ができなくなることは、苦痛だなぁ…。贅沢かもしれないけど、あきらめたくないよー!(心の叫び)
  • 時短で復職しました。最初はなんだか後ろめたかった。会社に迷惑かけてる気がした。でも実際1年もたったら、評価とかを気にしすぎないで「やるべき」と思うことにシンプルにコミットしている。
  • 次女出産と共に退職し、その後派遣その後長男出産と共に再就職。退職理由は責任を持って仕事を完結できないと思った。再就職した会社は全く異業種。適職だとは思わないが嫌いではない。
  • 産休のために,担当の仕事を周りの人に全部振り分けてもらったけど,復職後,見事に全部戻ってきた.小さな会社だから仕方がないが,容赦ないなと思った反面,任されていることを自覚でき,モチベーションは上がった
  • 迷惑ばかりかけてて情けなくなることも多いけど、自分的には仕事楽しいし、仕事があるからバランス取れてる部分も大きい。出産でブランクがあったから資格も取れたし、自分のこれからを見直すこともできた。
  • やりがいも責任もほしい。勝ち取れるよう努力します。
  • 子どもが仕事への動機付けになってるみたいで、仕事に行くのが嫌じゃなくなった。保育園に行かせてあげたいという気持ちも後押ししてくれてる。復帰してよかったと実感している。
  • 子供がいてもいなくても仕事にやりがいを求めてしまう、という性格は変わっていません。特に親になってから変わったとは思っていません。でも、やはり時間の自由が・・・
  • 幸い、仕事が楽しいから本当はもっとばりばりやりたい。お迎えに行かなきゃいけないから残業できないジレンマはあります。
  • 仕事柄子供が出来てからのほうがやりがいができた。…でも、子供の成長に合わせて転職はくりかえし・・・
  • 復帰後は、仕事が続けられることがありがたくて、うれしくて、気持ち的には結構もりあがった。残業できなくても必要とされる存在になりたいと思って、スキルアップを強く意識するようになった。
  • (やりがいは)増えましたよ!子供がいることで仕事できないと思われたくないので、やる気に磨きがかかっています。

やりがいは理想だけれど迷っている

  • 私は仕事にやりがいとか求めなくなりました、急に休まなくちゃいけないときもあるし、やっぱり責任ある仕事はできません。ただ働けることに感謝。
  • 一人月幾ら、の値札を下げて客先で仕事してたのだけど、時短で売り物にならなくなってしまい、社内で雑用係。でも暇だと思われて色んなとこから作業が降ってきて、てんてこまい
  • 時短勤務です。家とのバランスをと割り切っていますが、納期を守るために必要最低限のクオリティしか出せないことに不満が。クリエイティブな仕事はWMには無理かと諦め気味。
  • 例え呼び出しがなくなっても、毎日のご飯・家事。独身のように仕事だけに集中できる事はもう二度とない気がして落ち込んでいます。
  • プロジェクト系で徹夜も多い仕事で、子供がいない間は全然平気だったけど、最近どうしたもんか真剣に悩み中です


やりがいがあっても、迷っていても、子どもを育てながら働くってことは本当に大変なことです。
女(男)の意地、がむしゃらぶりに、大いに元気をもらいました。

女(男)の意地、とにかくがんばる!

  • 勿体無いと思える仕事なら辞めずに頑張る!
  • 子供がいるからこそクオリティは絶対に落としたくなかったな。子供を言い訳にしたくない。
  • WLB以前にWMに慣れてない上層部ばかりの状況下ではまずはWMは価値があることを示していかねば先はないのでは?との考えから、今はがむしゃらに働く時
  • フリーで働く友人は,子供のために稼がなきゃいけないから、働き方に迷いがない。尊敬します。
  • 子どもがいて再就職してきたメンバーをみていると、「根性ある人が多い」っていう印象。独身者のように「なんとなく、合わない」などという理由でやめることはほとんどない。
  • 子供が出来てからは、自分のやりがいとか そっちのけで仕事に対して頑張れるようになったかな(^^)
  • (育休後仕事を)変えられたけど、じわじわと元の仕事を取り戻しました。子供が居るというだけで、能力を活かしきれない仕事をするのはいやだった。


熱い気持ちだけで成果を出せればいいのですが、それはさすがに無理というもの。
キーワードは生産性、効率の向上です。
皆さんはいろいろと工夫をしていました。

特に最も需要なポイントとして多くの方にリツイートされていたのはこの発言です。

仕事を「捨てる」「無視する」ことを覚えた。そして意外とそれで問題ないことが分かった。

つまり、やるべき仕事を思い切って減らす、という最も根本的な対策です。
この発言に対しては、できるようになった、わかっているけどなかなできない、というコメントが入り乱れ、誰もが認識している、重要なハードルであることが見てとれました。

  • 仕事にとてもいい影響を与えてます。
  • ちょっとびくびくしながら毎日実験中(笑)
  • 自分で抱え込まなくても、回ることも多いとわかった。
  • 私も最近会得しました。したら肩の荷が降りて、逆に全力を出せるようになった。
  • リリース(うまく人に振る)が得意技。
  • 来週、部長に仕事を振ってみる予定です。果たして引き取ってくれるか。
  • 応援!上に振るが正道。
  • 「見えていないふりをする」…をしないと、心が潰れることに気がつきました。
  • 「人に任せる」「人に振る」というのも大事なのかなと最近思います。


ただし、一朝一夕で、「捨てる技術」を身につけることは困難です。これができるようになったのは・・・

入社して数年がむしゃらに働いてスキルや勘所が身についたからってのも大きい。WLBとは矛盾するかもしれないけど、そういう時期も必要なのかなとも思ったり。

そして、仕事の効率を上げるために必要なコミュニケーションに関して、こんな指摘がありました。

残業や飲み会に出られないのは不利

仕事の効率をあげるためにはタスクの発注者(上司)の意図やゴールイメージをよく理解せねばならず、その意図やゴールイメージを把握するのに一番適しているのが夜のオフィスだったり酒場だったりするからやっかい

こういった傾向は残業や飲み会に出られない子育て中の親は困りますよね。上司や同僚とのコミュニケーション維持については・・・

  • 残業できない=メンバーとコミュニケーションの量が減るのが一番困った。質をあげようにも、量が質をつくる過程が必要
  • 私の勤務先でもおいてかれ気味でしたが、数年前から全社的に部署でも明文化するように
  • 私はそこが産後決定的に変わった部分。上司のゴールイメージを汲み取っていられないので、こちらから私のゴールイメージを発信。食い違いがないか発注者がその場で判断。
  • 私が帰宅後に何か変わったり決まったりしても話が降りて来ないので、後輩に積極的に声をかけてます。
  • それを得るために、その下の上司、同僚、後輩との関係に細心の気遣い。
  • (コミュニケーションは)お酒の席じゃなくてもできると思います。。
  • 仕事の合間に相手との距離を縮める会話を挟む訓練をしています。相手が自分の仕事の問題やビジョンなどを積極的に話したくなる関係を築くために。
  • WMになってからのほうが、会社のインフォーマルな情報の流れとか、会社の評価基準は何かとか、人はどうしたら他人に協力したくなるのかというようなことをのことを意識するように
  • 復職&転勤で当然上司も変わって、willを汲み取るのに相当悩んだけど最近吹っ切れて、もはや上司の指示を待つのを止めました。方向性だけ先にコンセンサスを得ておいて、自分の裁量で粛々と遂行。
  • 雑談の重要性、痛感してます
  • 心理学、歴史から飲食が良い手段。お酒がダメならランチ。
  • 上司も子持ちで夜はあまり遅くなれず、あさ時短で出勤するとすぐ15分くらい打ち合わせする時間を取りました。


そして、手戻りを防ぐための工夫。急に休みことになっても周りが困らないための見える化。無駄な時間の排除。集中力。

いかに効率を上げるか、周りに迷惑をかけないか

  • もう全く隙もないくらい集中して仕事してますね、最近はwでないと、帰れないから。後ろにデッドが必ずある日々なので。あと、タスクの優先順位を、適当にやらず相当考えて処理してる。あとで困るから。
  • 正確さに磨きをかけています。やり直しになったり、と無駄な時間を作りたくないから。復帰前は、正確さよりも量に重点を置いていたかな。
  • トイレや食事の時間を凄く考えますね。
  • 復帰後は朝一からがんがん仕事をするようになりましたね。午前中に一仕事終わらせないと、定時に帰れないから。
  • 子供の病気で急に休むことが増えて、中間報告をこまめにするように。
  • 急に休んでも大丈夫なように、ログ的メモを残す様にした
  • 退勤前に「明日休んでも大丈夫かな?」と自問自答するようになった。
  • いつ休んでも引きつげるように、状況報告はかなりまめにしています。
  • 仕事の期日、優先順位、所要時間の見積もりをかなりシビアに行うようになりました。それでも持ち帰り仕事してますが。泣
  • (仕事の手順)を誰でも絶対できるように打ち込む(あるいはノートに直接書く)工夫しています。
  • 誰が見てもわかるように、やっている内容を丁寧にまとめるようにした。万が一次の日休んで誰かにフォローしてもらうことになっても、経緯がわかるように。
  • 時間に限りがある分、成果物の質を下げざるを得なくなった。逆に、折り合いをつける、妥協する、という今まで苦手だったことができるようになったのかも。求められる以上のレベルは追求しなくなった
  • 離れた場所にいる人も含め、複数の人に一斉にメールで意図を伝えることが多いので、とにかくメールを時間をかけて書いてます。ただし、それ一通で何事も問題なく伝わるようにやってます。
  • 仕事時間を減らすために、●直前で慌てないよう明日/来週の仕事への意識が高くなった●やり直し作業にならないよう注意深くなった。
  • 時短前と同等の生産性を出すため自己効率化を図りました。ツールのスキルアップも。


これだけがんばってると、周りのダラダラ仕事している人を横目に、ついひとこと言いたくなってしまいます。

みんなも効率あげたらどう?

  • 実際に経験してるから言えることだけど、これを子持ちありなし男女関係なしにやったら、残業(コスト)って減るよな〜とふと思う。
  • ポジティブに考えると、みなさん言われているように、残業しなくてもいいように効率化しよう!となるので実際会社への貢献度は高くなってる…と思いたい
  • 普通の職員にも同様の生産性追求がないなら、そりゃおかしいような。
  • 毎日強制定退にすべき
  • こっちはトイレもガマンしてるのに同僚が雑談したりお菓子つまんだりしてるときちょっと協力してくれたら、って責める心が出てきて反省したり。


ここまで見てきたのは、おもに子どもを持つ前の仕事の成果を維持するための工夫でしたが、さらに、子どもを持ったことが、アウトプットや組織全体にプラスに働く可能性を示唆する発言を紹介しましょう。

子育て社員が組織にもたらすもの

  • 仕事のテーマを選ぶとき、子どものこと、育児のことに関連する現象に注目することが多くなりました
  • 仕事で相手と話しているときに、目の前にいる相手自身だけでなくて、一緒に生活しているであろう家族やこどもたちの姿を思い浮かべる視点がおおきくなってきました。
  • 働きぶりを知っている女性に「子どもが生まれたので仕事辞めます」と言われると、勿体ない(組織的、社会的に)と思ってしまうことがあります。
  • こどもをもつことで、はじめてもつことのできた視点をいかすように働いている。
  • 子育て視点が仕事にも生かされている部分があるし、逆に仕事で得たものが育児に良い影響を与えている部分もある。
  • ちょうど今部署全体で業務省力化に取り組んでいて、メールでの連絡を廃し、OSSのプロジェクト管理ツールを使うようになりました。依頼・相談フローが明確化して、体感でのリードタイムはかなり短縮。
  • 私の部署では、とにかく何でもマニュアル化している。なにか急な休みでも、穴があかないように。また、仕事のやり方を効率化した上で、部下にふることを覚えた。チームメンバーにもいつも、もっと良いやり方がないか考えてもらっている。
  • うちの会社は特に若手が、理由なくダラダラ会社に居るという事態に陥りやすいので、経験値の高いママが、サクッと時短で高い成果を出していくことは、様々な意味で会社の生産性向上や、会社のコア業務の判別等に役立つ。
  • 私は子持ちになってから同僚や部下の体調管理が細やかになったような気がします。スタッフの体や気持ちを気遣う言葉が自然に出るようになりました。

2.子どもを持って仕事を辞めたあと、再就職するってどんな感じ?

出産時に一度辞めて再就職する、という生き方は日本の労働市場においては、どうしても非正規労働で復職する、という形になりがちです。

  • 子供がいても、再就職しやすい資格……自分のスキルだと、CADとか思い当たる。3DCADモデリングもできると尚可。オペレーターよりにはなりますが。
  • 電検3種(注:第三種電気主任技術者)。仕事に直接結びつかなくても、履歴書みる技術屋の人には受けがいい。 
  • 景気、重要。上の子の時に派遣ですんなりきまっていたのは、募集がかなりあったからのようです。
  • ゲームのグラフィッカー!! 線画にフォトショップで色を塗るお仕事。在宅可能。1枚数万円程度。出来高制。仕事はたっぷり。絵心がある人はよいと思う。
  • 産前に退職し、生後5ヶ月からフリーランスとして前の職場から仕事貰ってます。在宅で子供が寝ている時間だけ仕事してます。職種はweb制作です。
  • 会社辞めて子供産んでから再就職、ってことも考えたけどできなかった。資格がなかったから。一般的な資格(英語関連とか秘書とか)は持っていたけど、再就職には使えない。
  • 一度退職して再就職という選択肢は無かったです…。周りの支えがないととてもやっていけない(物理的にではなく精神的に)と思ったから。子育てしながら全く新しい職場で新しい人間関係、かなり厳しいと思います。
  • 知り合いは出産を機に退職し、FPの資格を取るべく勉強してる。保育園のママ友も銀行辞めてリフレクソロジーの勉強して、今はサロンで働いてる。資格というか技量というか、専門職は強い。。。
  • 夫が人材系で働いています。一般的に「30代子持ちは市場価値なし」だそう。雇う側にリスクが多いから。そんなこと言われると、20代なのに2人の子持ちの私はキャリアアップの転職にチャレンジしたくてもできない。
  • 子供が生まれて民間の広告関係の仕事を辞め、公務員に転職しました。やりがいという点では不満なところもあるけど、子供がいたらこれくらいの仕事量がいいかな・・・周りにママがたくさんいて、福利厚生も充実。試験勉強は子供が寝てる間、一時保育、あと幼稚園に行きだしてからは幼稚園の時間。旦那様の協力も不可欠。
  • このあいだハローワークに行ったら、募集は介護・福祉関係か、保育士か、薬剤師ばかりでした。
  • 理系に進むとき、親に薦められました。結局工学を選んだけど。それがそもそも間違い。土建=男尊女卑
  • 最近、再就職先を考えるときは、職安より先に参考にしたりするw→ファミリーフレンドリー企業 http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/family/kigyo.html 職種より何より、子育てしやすさは最重要。
  • ファミリーフレンドリーマーク「くるみん」は最低限度の基準なのであまり参考にならなかったりする http://bit.ly/aHkNuq
  • 21世紀職業財団のWLB認証は基準が厳しいけど悲しいかな認定企業がほぼゼロ http://bit.ly/cg9OXl
  • うちの妻はDTPオペレーターやら巫女やら、怪しい会社(ココで知り合う)のSEやら子供タレント事務所やらなんやらを経て今やっぱりSEやってます。育休切りでも転職できたので、ITの知識(妻は資格なし)は重要
  • 復職を考え始めて、資格云々よりも、これまでつくってきたコネクションのほうが大きいなー、と感じています。何も分からない分野に、条件が合致するってだけで再就職するよりは、前職のコネから求人を探して
  • そんなわけで、現在、前職絡みの職場に『子供のお披露目』の名目でコンタクトをとったりしています。在宅のお仕事を頂けそうなので、かなりありがたいです。妊娠前にやりがいを求めて転職したばかりの職場
  • 薬剤師です。確かに、仕事選ばなければ再就職は他職種よりはしやすいと思いますが…。でも同業者内で第一線の夜勤や救急のある病院にはもう復帰できません。同業者内のキャリアからは離脱しました。そのジレンマはあります。
  • まだ時間かかると思いますが、これからは社会起業も選択肢に入ってくるはず
  • 結婚してから飲食店でアルバイトしてたので妊娠を期にやめました。その前に働いてた前職(DTP)に就こうにも残業有、近場で職がない、再就職で子持ちで採用される自信がない、などの理由で業種を変えました。現在福祉のお仕事をしてます。女性が多くWMが多いので、理解ある職場です。今後資格などとって、年齢が行っても働けるようにがんばりたい。
  • 会計・法律・IT・語学。このうち二つ専門+コミュニケーション能力があれば、多分職には困らないのでは。
  • 絶対「NPO法人」と思います!スキルを生かして穏やかに働ける。ママだからこそできる事がたくさんある業界です。収入はあまり期待できませんが。。ちなみに私は出産・復職後、外資系コンサルファームからNPOに転職しました。理由はハードすぎて体壊したから。
  • 相方は、私の引越に伴い、地方自治体の正職員を退職したあと、出産。その後、保育園の臨時職公務員になりましたが、「3歳までは母親がつきそわないと人格的におかしくなる」「子ども預けて働くなんて可哀想」攻撃を受けた
  • 損害保険業界では、最近、結婚・出産退職した方を正社員として再雇用したり、パートとして採用する動きが広がっている。


最後に、職場との関係で不満に思うこと、感謝していることをまとめます。

職場で感じること、感謝すること

  • 1回目の復職後、復帰時期の関係などで思いきり閑職に回され、それはそれで気遣いいただいてありがたかったけど、実際は自分のやりがいがみるみる下がって最悪の1年だった。4月から職場内の部署を異動し、今までのような気遣いがあまりもらえない立場になった(と自分は思っている)正直しんどいが、やりがいもある。
  • いつ迷惑かけるか分からないからと腰が引けてしまい、いいたいこともあまり言えないようになった部分はあります。守りに入ったというか。
  • ワーキングマザーが周囲に数名いるだけで、病気して休んだ翌日に「もう大丈夫なの?」等言ってもらえて、それにものすごくホッとしている自分がいたりする
  • それってあるよね〜 自分から愚痴りに行くことも。
  • 部署が遠いので、たま〜にWM同士ランチ会開いてます
  • 息子を職場に連れて行くと、スタッフ皆がかわいがってくれるのが嬉しいし、ありがたい。
  • 長女が不登校になりはじめで長期出張を辞退した時に、出張だけでなく残業も減るよう体制を整えてくれた。あまえることが必要なときもあると思った。
  • 営業という職種なので、不在でも年休なのか出張なのかあまりわかってないみたい&みんな周りの動向に無関心なので気遣われないけど、責めもしない(笑)
  • 昔の上司は、保育園から呼び出しがあったとき「じゃ、●●行って直帰してください」と言って下さり、有休使わずに帰らせてくれたことがある。
  • 私の職場には時短を理由にややこしい仕事を派遣さんに丸投げするWMがいる。その人から「あなたが働き過ぎるから私がやり辛くなる」的なことを言われた。「丸投げ」は彼女が出産前からやってたことなので、私自身は時短と関係ないと思っている。
  • 同じWMなんだけど、仕事や子どもについての考え方が似てる人のほうが情報交換したり、励ましあったりしやすい。WMもいろいろいる気がします
  • 復帰後1年後、体制が変わり、育児しながら働く社員のことを考えない無いようになったとき、一気にモチベーション下がりましたね。この1年間頑張ってたつもりだけど、なんだったんだろう・・・って。
  • 同じ会社でも部署毎に風土が違ってたりしますね。うちの課は全体的に残業少なめ、男性も家庭重視。独身者達も黙認。かと思えば他部署では残業しなければ非国民的扱い。かといって業績に違いがあるわけではなく。
  • 結婚&引越しを機に退職した職場に今月再就職しました。まだこどもが10ヶ月なので在宅勤務にしてもらっています。周囲の理解があってありがたいです。制度としては特にないですが、前例があったのでスムーズでした。
  • けっこう偉い人が共働きなので早く帰ったりしている。(男性です)子供が熱出して会議を抜けたりしてたなあ。そういう人だから、子供のいる人のことを時々気にかけている。うれしい
  • 冗談ぽくでも「子ども風呂入れなくて良いのか?」とか言ってくれてすごくありがたい。感謝。
  • うちの上司は歳も近く、子どももいるし理解あるんだけど、滅私奉公的な仕事の仕方。定時ダッシュしたい私は、最初は働きにくさを感じてたけど、逆に同じ土俵で働けないと割り切ることができた。
  • 上司を含め同僚への見る目も鍛えられた気がします
  • 子供をもって働いている同僚の気持ちや生活については、自分が子供を持つまでは、同僚のことをわかっているつもりでしかなかった、ことに気付かされました
  • 復帰後、いくつかのプロジェクトへ参画しましたが、私に限らず部署で担当を一人だけにせず複数制にするようになっていました。上司の采配で、情報シェアもしやすくなってて助かります。
  • 一番きつかった上司の言葉「子供を理由に休むな」「子供を理由に」の意味が全く分からなかった。それ以外の理由では休んでいないのに、「子供」がついただけで、そういう見方、言われ方をされた。子供が熱を出して休んだ日も、夫とバトンタッチして夜仕事に行くなんて事もしたな。
  • 実際は泊まりの出張は出来なくなったし、仕事も突然休んでもフォローしてもらえるものしか回してもらえない…配慮してくれる良い職場なんだけど、配慮されすぎて苦しい時があります。


このカテゴリで一番リツイートが多かったのは・・・

子どもの病気で年休取る電話を上司にしたとき、必ず「お大事に」と言ってくれる。それはやはりホッとする。

そして、

そういう上司には無条件で尽くす。

やっぱり職場っていうのは人と人とで構成されているもの(義理人情ともいう?)なのですね。ひとり一人の気持ちが職場を作っている。子育てしていようがしていまいが、それは同じ。ただ、子育てしてみると、そういった人の気持ちというものに敏感になるようです。

  • 子供をもって働いている同僚の気持ちや生活については、自分が子供を持つまでは、同僚のことをわかっているつもりでしかなかった、ことに気付かされました
  • 子持ちになってから同僚や部下の体調管理が細やかになったような気がします。スタッフの体や気持ちを気遣う言葉が自然に出るようになりました。

仕事のやりがい、モチベーション、生産性、組織への忠誠心。
子育てしながら働くことは、働く者にとってそういったものを考え直すきっかけになるという発見がありました。

また、とにかく時間の制約が強い中で、やりがいをもち続けたり、場合によってはあきらめたりしながら、それでも何とか効率を上げて成果を上げようとがんばっている仲間がたくさんいることがわかり、勇気づけられました。

企業(組織)は、子育て社員のこういった動機付けをうまく利用して(場合によってはそういった社員をメンバーとして)、従来からやろうとして頓挫していたプロセス改善、生産性向上、ツールの導入、残業削減などを、再度進めてみるのもよいのではないでしょうか。

カフェに参加してくださったみなさん、閉店後もおしゃべりを続けてくださった皆さん、どうもありがとうございました!