「議員のクオータ制実施を推進する集会」のご案内

本日は、皆さんにイベントのご紹介です。先日行ったリアルcafe(交流会)に参加してくださった方から、3/7(金)に実施される「議員のクオータ制実施を推進する集会」へのお誘いを頂きました。

ワークライフバランス・カフェが行った「迷走する両立支援」の対談イベントでも、ワークライフバランスを進める鍵は「(男女)均等」にもある、という話題が出ました。おとなりの国、韓国では、女性大統領が誕生しましたが、その裏には2000年から導入されていたクオータ制の存在があったようです。そして世論の後押しの中で女性大統領が生まれ、現政権下では、ワークライフバランスに関する政策もさらに積極的に取り組まれているそうです。子育て世代である我々が、真摯に考え取り組んでいく必要のある問題だと思います。

ご興味のある方は、参加してみてください。WLB_cafeスタッフからも、数名参加予定です。下記、詳しい紹介文と、主催者からの案内・申し込み方法です。託児はありませんが、赤ちゃん連れで参加してもよいそうです。

 

 安倍政権が「女性の活躍」を掲げる日本で、国会議員に占める女性の割合はどのくらいか知っていますか?

 世界平均が2割を超える中、日本はわずか8・1%(衆議院)で、世界158位。いまや先進国最低どころではない、世界最低レベルになっています。 国の制度や法律をつくる国会の場に女性議員が少ないことは、私たちの生活と大いに関係していると思います。

 たとえば保育園の問題。国は10年以上も前から待機児童ゼロを掲げているのに、いっこうに実現しません。 保育や介護の仕事は、いまの日本では圧倒的に女性が担うことが多いです。

 こうした仕事の経験をもつ女性たちがもっと政策決定の場に増えることは、よりよい福祉のために重要です。働く場でも、いまだに妊娠した女性を退職に追い込んだり、育児をしたい男性をいじめたりすることが起きています。 こうした社会も、女性がもっと意思決定の場に増やすことで、変えていくことができるのではないでしょうか。

 

思えば、家事や育児の実体験の少ない男性たちだけで国の政策を決めているのが現状です。

 でも、男性が中心の政治の世界に、女性を増やすことはなかなかむずかしいことです。

そこで世界の国々がとっているのは、「クオータ(割り当て)制」という方法です。たとえば政党が比例代表の候補者名簿を決めるとき、奇数を女性、偶数を男性にするという風にあらかじめ決めておくような方法です

法律で決めている国、政党が自主的に取り組んでいる国、さまざまなやり方がありますが、すでに世界の100カ国以上が採り入れています。ノルウェー、フランスなど欧州の国々のほか、お隣の韓国でも2000年から実施しています。また、ルワンダなどアフリカの国々では、国の制度づくりの段階から国連の主導でクオータ制を採り入れています。

 

こうした方法が、日本でもできないでしょうか?

1月31日の国会で野田聖子自民党総務会長が安倍首相に、クオータ制導入をしないのかと質問をしました。 安倍首相は「一気にいま何%(に上げていく)といえない」と慎重な姿勢でしたが、「(新体制を)考えていくことも大切だ」とも述べました。

 

3月7日(金)に、クオータ制の推進を求めて勉強会などを開いている女性団体が、国会内で集会を開きます。男女雇用機会均等法ができたときに厚労省の局長をされていた赤松良子さんが代表の団体です。ぜひ、一緒に女性議員を増やすためにはどうしたらいいか、考えませんか。終了後に茶話会(参加費500円)もあるそうです。

 

 ---------------主催者からの公式案内転載です。申し込み方法もあります------------------

 

 

<国際女性デー【院内集会】日本の国会に〈202030〉の実現を!>

 

国連1975年の国際女性年以来38日を「国際女性デー」と定めており、NYを初め世界各地で、女性問題をアピールするさまざまな行事が繰り広げられています。

 男女の格差指数が、世界経済フォーラムのデータで世界136か国中105位と指摘された日本としては、その地位改善を図るためにも、国際女性デーに因んで、「女性議員を増やすために」国会議員有権者の代表らからご意見を聞き、これからの活動を話し合う会合を下記の通り設定しました。

 

日時:201437日(金)12301430

 場所:参議院議員会館1F101会議室

 

 ◆プログラム◆

 開会あいさつ 大倉多美子 日本女性科学者の会代表

 

基調スピーチ

 

「世界の潮流」三浦まり 上智大学教授

 「東アジアの国々の取り組み」申琪榮 お茶の水女子大学准教授

 

1部 政党に聞く 

 

 野田聖子 自由民主党総務会

 中川正春 民主党幹事長代理

 古屋範子 公明党女性委員会委員長

 福島みずほ 社会民主党副党首

 維新、みんな、共産、生活等政党幹部(要請中)

 

 

 

2部 パネルディスカッション

 有権者として202030 をどう実現させるか」

 <コーデイネーター  三浦まり上智大学教授>

 

「オッサン政治にモノ申す」 谷口真由美氏  大阪国際大学准教授、全日本おばちゃん党代表代行

 

国際公約と『202030』」大崎麻子氏  Gender Action Platformアドボカシ担当、関西学院大学客員教授

 

 国会議員こそワーク・ライフ・バランスを」 渥美由喜氏  内閣府少子化危機突破タスクフォース推進チームリーダー、厚生労働省政策評価に関する有識者会議〈東レ経営研究所研究部長〉

 

閉会あいさつ 樋口恵子氏 NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長

 

懇親茶話会 14301530 

 

 

資料代500円 終了後の懇親茶話会参加の方は別途500円を、当日申し受けます。(一般参加者のみ)

 

 

━━━━━━ 申込み ━━━━━━━━

 

 

参加申し込みは、Eメール q-book2013@bpw-japan.jp

 又はFAX 0353047876まで

 

お名前(                   )  

 所属など(                )

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 茶話会( 参加 ・ 不参加  をお付け下さい)